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8R 道場パート2

 ……晶ちゃんはブツブツ言いながらスクワットをしていた……。
「わ・私、いいかげんお腹すいたからもういいわ……」
 沙希さんの言葉に「は〜い」と答える晶ちゃん。顔を見ると汗一つかいてなく、息も全く上がっていな い。
 私は目が点になって、何も言わずに道場を後にした。

「愛ちゃん、どうしたの? その顔……」
「……なんでもないです……」
 私は目が点になったまま中谷さんに答えた。











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