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8R 道場パート2

「な・なんなの!? 愛ちゃん! なんでこんな格好してるの!?」
 といきなり大声をあげながら立ち上がって、慌ててドアを閉めた。どうやら私が裸になっているのを今の今まで気付かなかったらしい。
 私は中谷さんに背中を向けてこそこそとブラを着けた。
「……愛ちゃん」
「はい」
「半分ちょうだい」
「はい?」
 服を着ながら顔だけ振り向いた私に
「愛ちゃんのおっぱい、半分ちょうだい」
 と真面目な顔で中谷さんが言う。
「……はい?」
 私と中谷さんの間に風が駆け抜けた。

 夕方になったところで、今日の夕食の当番は晶ちゃんだという事を思い出した私は、晶ちゃんの部屋まで行ってドアをノックした。が、返事が無い。
「……まさか……?」
 私は合宿所を出て道場に行った。

 恐る恐る中を覗いてみた。
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