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第三話「学校へ行こう」
帰宅しても、安心は出来なかった。
「ただいま〜」
「あ、春美、家庭教師の先生が来てるわよ。二階のあなたの部屋に入ってもらってるから」
「は〜い」
お母さんに言われて、あたしは先生の待つ二階に上がった。
「先生、朝は大変だったね。それにしても今日は早いんだね」
『早くしないと夜までに終わらないからね』
「?」
先生は鞄からなにやら取り出した。
『問題集十五冊!』
死んだ……。
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