[PR] この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。
もどる |
第一話「先生がやってきた」・
「うわ────!!」・ ・ ・ ・ あたしは一瞬間をおいてから叫ぶと、その爬虫類の顔を両手で押しのけ、ベッドから飛び起きると一目散に部屋から逃げ出した! 「うあっ!?」 階段(あたしの部屋は二階にある)を踏み外した! 「あ~あ~あ~!」 頭の中で蒲田行進曲のメインテーマが流れ、あたしは見事に階段落ち! 「なんですか、騒々しい!」 お母さんだ。 「お・お母さん! あ・あたあたあたしの部屋に、かかか怪獣が…!」 爬虫類らしい事は確かだけど、それがなんなのか解らないから怪獣と表現するしかない。 「なにバカなこといってんの、この娘は」 言いながら階段を上るお母さん。あたしはその後ろについていく。 お母さんがあたしの部屋の中に入った。あたしは部屋の外でガタガタ震えていた。 |
前ページ 次ページ |