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六:ブライダル彼は失恋した。付き合ってもいなければ告白もしていないが、彼の恋は終わった。彼女は結婚していたのだ。出会った時はまだ彼女は独身だった。しかし、今でも彼の前では旧姓を名乗っていたのでいつ結婚したかは解らない。 彼は出会いサイトにアクセスしまくり、手当たり次第にメールを送った。しかし、それが虚しいと気付くのに時間はかからなかった。 しばらくして彼は落ち着いた。 「今からでも大丈夫かな…?」 彼は文房具屋さんに行った。 「済みません、祝儀袋下さい」 彼の顔は明るさを取り戻していた。 |
あとがき |